イラストレータ ニャン イラスト展示活動中

2015/09/28

LINK展13ご来場ありがとうございました



今年のLINK展は広報アシスタントとして参加させていただき、主にブログやFacebookの管理を担当いたしました。制作も今年なりの精一杯でして、そのような展覧会にご来場くださりましたみなさま、本当にありがとうございました。

インタビュー企画では参加作家のみなさまにお忙しいお時間さいていただきまして、ご協力に感謝しております。
日々、公開を進めていきますとアクセス数の小さな変動にも敏感になり、WEB管理の能力をもっと高めないといけないなと言う責任感を感じました。
多くのご支援を頂けましたこと、私のブログにてですが、お礼をお伝えさせてください。まことにまことに、ありがとうございました。




「Temptation」
「I love 自画像」

こちらを出展させて頂きました。

作品制作酔夢譚完結です。次の物語をはじめたいと思います。

長いようで短いような私の時間をどう使おうか、闇雲に駆け抜けるのをサヨナラしたこと、もしかしたらもっともっと駆け抜けないと消えてしまうのかもしれないこと。
考えることはたくさんありますが、ちゃんと向かい合い、手探りでも丁寧に綴っていけば見えてくる気がしています。


いつも応援してくださっているみなさま、LINK展すごくがんばりました!すごく楽しかったです!最高のお時間をくださりありがとうございました。
本当にひとつひとつ遂げていくだけで精一杯で、多々至らず申し訳ない思いですが、より豊かな「お絵描き」ができるように、今だに緊張しいな私は好きな歌を口ずさみ気持ちを穏やかにしながら、描いている幸福感をお伝えできる作品制作を続けていきたいと思います。

2015/09/25

作品たくさん魅せられて、スポンジな日々のはじまり。


まず私は今自分のお部屋にいるとお伝えしておきます。
ニャンの部屋にかかっている音楽。


夏の残り香はまだお部屋に散らばっていて、太陽のあたたかな午後。イーゼルをベランダに持ち出して、炭酸水と音楽再生装置をちょうど良く並べて、パレットを片手にお絵描き。
酷暑を乗り切ったプランターのバジルに虫さんが飛んでくる。流れる雲。近所の学校からアナウンスが聞こえてくる。
フンフンはな歌など歌いながら、神様お絵描きの時間をプレゼントしてくれてありがとう、楽しいわ幸せだわ。
朝ごはんとあまり変わらない遅めのお昼ごはんでおなかがいっぱいになると、ごろんと寝そべって、ウクレレ弾こうか三線弾こうか、レジンでアクセサリー作りなんていいかしらなんて過ごしている。

しばらくこんな感じで、外の空気に触れずに培養されていたいわ。ごろごろ。

とは言え、作品が完成したら私も展示会に参加します。美術館で1日立って、声をかけたり話しかけてもらったり。新しいものが入ってきます。
個展の話になって、京都でしてみたいな、サロンみたいになっている楽しいところで、ちょいとニャンワールドをみていただいて、おほほほと笑い合って、過ごしてみたいわ。
そんなつぶやきから、作家仲間にいろんなアドバイスをもらって、少し外向きの気持ちになり、流れのまま連れて行ってもらった京都のギャラリーさんで、おほほほと談笑することとなり、企画が合えば個展ができるとのお話をして頂きました。あれま。なんでも発言には気をつけないと、あっという間に現実は寄り添ってくださる。ありがたやー、ありがたや。
ユニークな立体作品を堪能し、知人の個展に行くからとそのまま別のギャラリーさんへ連れて行って頂きました。
そこに並んだ大きな染色の作品は、伝統工芸の技法なのに絵画的で驚きの連続。素晴らしい作品さんたち。素敵だな、こんな風に丁寧に作品と向き合えたら心地よく苦しくて、完成したら昇天するんだろうな。
作家仲間とお別れして、1人夜の街へ。お世話になっているバーへお邪魔しました。参加中のグループ展に観にきてくださった店長さんが感想を伝えてくださる。好きな作品の話から、好きな作家さんの話へ。ぼくこの作家さんのイラストが好きなんですよ、いいでしょう、これも、これもとタブレットで見せてくれる。

その日は朝から1日グループ展会場で見慣れてきた作家仲間さんたちの作品群と向き合い、同じ作品でも3日も観続けると新しい発見があって、在廊はするべきだなぁとしみじみしていたところ。

すっかり1日で培養生物からぐんぐん吸い込むスポンジとなり、あれ人とはこんなにすんなり変わっちゃうものなのねと、まだ夏の残り香がしていたような私の部屋は、ニャンちゃん、お片づけしてね、ぼくたち箱に戻りたいよと画材や梱包材が呼びかける。そうだね、お部屋も秋の風情に整えましょうかね。

そろそろ肌寒くなってきた季節の展覧会真っ最中の、ニャンとか言う作家の心境の変化でした。

さて、次は何が、どこへ、どんな風になるのかしら、するのかしら。

2015/09/20

魔物と俺たち。



もう10年前になります。
薄暗い不思議な世界の木版画を観ました。
屏風になっていて、たしかそれほど高さのある作品ではなかったのだけれど、落とした視線の先に、炭のような藍のような色の少ない物語がありました。

それは2005年のLINK展に出展された作品で、作者さんとはその時からの縁になります。
思い出の作品は、今年の個展にお邪魔した時、ポートフォリオに載っていた写真を観て思い出したのです。
あ!この作品!
と驚いて、その後観た時の感覚が蘇りました。

LINK展に参加している作家仲間で集って、その作家さんの個展会場へ連れて行ってもらいました。
個展とは質問責めになると知っていつつ、あれこれ聞いてしまいましたが、真面目に丁寧に答えてくれます。
芳名録の話になった時、私は久しく個展をしておらず、誰が来たか、何人来たかとは恐ろしいことをしないといけないですね、勇気がいりますね、と言うと、それはありがたいだけで怖くはない。それよりも、誰もいない時に、完成した作品と黙って向き合う時間が怖い。そう言われました。

今年のLINK展のテーマ
「I was there.」
どこから来て、どこへ向かうのか。

このテーマも、自分と向き合う時間が必要だろう。こうして俺たち今作品と向き合い、自分と向き合い、苦しんでいるんじゃないのかい。

そう。おっしゃる通り。今年は特に大変苦しみました。でも、手塩にはかけましたが、さらりと描きました。さらりと観て欲しいんです。
今までは、前に前に、みんなに観て欲しい!そんな炎が燃えていましたが、今の私、たった今の私の穏やかな温度と、作品の温度が同じになるよう、苦心しました。
その分、これ以上は手を加えない、これにて完成、そう思えた時、感じたことのない「次の私こんにちは」現象がおきました。


今年も拙い作品です。でも誰もがそうであるように、私のある限りをろ過して描きました。観て頂きたく、観ていただくのが怖く、それは作品を出す前の作家が抱えるアートブルーです。

でも、ひとりぼっちであんな長く思いつめたけれど、それを観てもらうなんてやっぱり度胸がいるけど、あの個展会場で、作家さんは「俺たち」という言葉を使いました。

俺たちが、今やらなあかんよな。

俺たち。ニャンもだ。

芸術とか、私の中とかにいる、魔物と向き合った、俺たち私たちの展覧会が、はじまりますよ。





2015/09/17

京都アートフリーマーケット



参加いたします。


A08「K.Y.N」


という3人組で、アクセサリーを出店させていただきます。


土曜日夕方から在廊

日曜日終日在廊

月祝不在

の予定です。

最近の作品のポストカードも少しだけお持ちします。みなさまぜひご来場ください。


2015/09/15

仲良きことは美しきかな。




仲良きことは美しきかな。


人を好く、人に好かれると言うことがあります。
よく人を好きになります。
同性であれ、異性であれ、その方が楽しそうにしていると、その文化に興味が湧きます。
芸術に夢中になっている人。
ギターを弾きすぎて指先が平べったくなっている人。
人生への言い訳や寄り道が多すぎて旅の途中みたいな人。

「神様は時々、”一緒にするべきことがある方”を”好きな人”にするのよ。」
そんなアドバイスをもらったことがあります。

好きになったから一緒にするべきことがあるのでしょうか。
一緒にするべきことがあるから好きになるのでしょうか。

どちらでもとて素敵なことですね。

先日、好いている彼女にメールをしました。
一人で思いふける夜。もしや彼女も私と話したいと思ってくれてるんやなかろうか。
今日は電話などどうですか。
彼女の返信はいつもそっけなくて、電報みたいやな、と思います。
スムーズにやりとりが進み、電話で話すことに。

彼女は優しく、真面目で、こつこつと小さなことから積み上げていく、私とは正反対の律儀な人です。
実力もキャリアも申し分ないのに、いつも気が引けているような、生き苦しそうにしている人です。
彼女と話していると、「きしむ音」がします。
母親から離れていく子どものように。
将来という関門に差し掛かった学生のように。
結婚の話と向き合う女子のように。
次に進もうとする人はいつも、きしむ音がします。
蝉が羽化するような感じでしょうか。
今いるところは少々居心地が悪く、かといって新天地を求めて彷徨うという選択肢を取るわけにもいかず、なんとなく留まっている。
新たな展開、新たな境地と日々慌ただしくしている私は、時折彼女と話して、実は自分も存分にきしんでいるのだと、彼女と共鳴して夜に鳴らすのです。

なぜ?
8:00 子供も大人もみんな沈んだ顔をして、ネクタイを締めて、電車に揺られて、ビルに吸い込まれていく。
18:00 帰りもしかり。

そんな疑問を持っていたあの頃、彼女と同じ制服を着て、同じ学校に登校して、同じ景色を見ていました。いまはそれがなんだか嬉しい。当時の私に答えなんて言ってあげられなけれど、結果、悪くない気分よって、言えます。

最近、お酒が好きになったね、と言われます。
お酒を好きになってのではなくて、飲むところがいまの私の「学校」みたいな感じかな。
なんとなくそこに居たくて、そこにいる人と「今」の話について語る。
今更だけど、私と同級生になりませんか。
あなたが幾つでも構わない。
今何か一緒にできることがあるのならば、一緒にしましょう。
悪いことはダメよ。ただ結構いろいろあるこの人生に、あなたの「きしむ音」を私に共鳴させて、それとなく、悪くない夜にしましょうよ。

楽しそうに飲んでいる気さくなショートカットを見かけたら。
仕事はなにしてるの?
大学はどこ?
専攻はなに?
そんな愚問はシュレッダーにかけて、今日の夕暮れが思いの外美しかったことなんて話しませんか。